1月のとある土曜日、香さんと松島散策をしてきました。
先週は、すごく寒い日が続いたり、
宮城県でも大雪になったりしたところもあって、
お天気が心配だったけれど、
前日の予報では、雲のマークも取れて快晴
…のはずでした(汗)
でも、二人とも当日は朝のうちにウンを落としてしまったためか(笑)、
やや曇り空の下での再会となりました。
私が女の子でお出かけするのは、大きな観光地か、街中です。
それは、人が沢山いるから(笑)。
特に松島くらいの観光地となれば、いつ行っても観光客が絶えないので、
「見て見て」症候群の私には、とてもいい治療になるのです。
そんな私とのデートは、
たぶん、香さんのような
右が、その、おとなしめのスカート。
でも、前から見れば、
すぐれもの♪ |
でもでも、待ち合わせをして挨拶してみると、
なんと香さん、例のひらひらスケスケ風の見せ見せアンダー!
(うっ、負けてる!)
そう思ったワタクシは、とっさに作戦を変更し、
お出かけ用の中では一番短いスカートに穿きなおして、
ご一緒することにしたのです(笑)。
これぞ「備えよ常に」です。
松島は、女の子では4回目の散策になります。
いずれもお友達と一緒だったけど
あまりゆっくり出来ない状況だったこともあって、
海岸公園や五大堂中心でした。
今回は、二人とも松島には何度も来ている地元っこのようなものなので、
普通の観光客なら歩かないような 「通」の散策コースをトライしてみました。
まずは、船の守り神社である、日吉神社。
この参道の階段も急です。
急な階段では、いつも実験しなくちゃ。
↑ 上り始め。まだ雪が残っています。
後ろをついてくるのはカメラマンだけ。
↓ 中断まで来ると、危険領域。でも、背筋を伸ばしていれば、まず大丈夫なのです。
ここでは、「神前奉納オンナ相撲の奉納」の図。
どっちが勝ったか?
それは秘密です。でも、四つに組んだとき、
おたがいの張子の胸のふくらみが、妙に邪魔になることとか、
男ならあるはずのベルトがないので、
相撲を取るにはなんとも、女装姿は似合わないことがわかりました。
誰とは言わないけれど、
「おなじ四つでも、ベッドの上じゃないと力が入らない…」
などと、おっしゃっていました
(あはは)
日吉神社から松島海岸側に降りていくと、
天麟院があります。
本堂裏手の小高い丘に五郎八姫の仮霊屋があります。
五郎八姫は、伊達の政宗と愛姫の長女。
家康の子の松平忠輝に嫁ぎますが、忠輝は大阪の陣に遅参して家康のいかりを買い、伊勢朝熊に配流となってしまいます。
五郎八姫は、忠輝と離縁し、仙台にもどり、瑞巌寺洞水和尚の手引きで髪を落とし、天麟院と名乗ったのです。
さて、天麟院を出て、瑞巌寺へ向かいます。
瑞巌寺のすぐ手前にある洗心庵で、 わたしは、「もちもち」、香さんは、おしるこで。 心とともに、食を満たし、今日の作戦会議。 洗心庵は、すごく高級な料理を出すお店だけど、
女の子にはうれしい雰囲気のあるお店です。 |
エネルギー補給の後は、
これまた普通の観光客は見逃しちゃう葉山神社へ。
葉山神社と瑞巌寺の間の道は、
まるで京都嵯峨野のような雰囲気があります。
そのあとは、地元っこゆえに、最近は足を伸ばさずにいた福浦島へ渡ることにしました。
赤い欄干の福浦橋。
長く伸びる朱色の福浦橋(252m)は、二人のミニスカ乙女には試練の道(笑)。
案の定、香さんのひらミニが風で舞い上がるのを、わたしは、数度目撃させていただきました。
写真も1枚、ばっちり撮影できました。
「ネットでは公開しないで!」と涙を流して懇願する香さん。
相談の結果うん万円でネガを譲りました(…後半はうそです・笑)
こっそりお見せする、バッチリ画像
さて、期待した日差しもなく、風の冷たさをやせ我慢してたわたしも、
まともな精神を保っている香さんの「寒いから戻ろうよ」に同意。
島内の散策は半分で切り上げ、また、橋をテクテク戻りました。
すれ違う観光客たちの目は、ふたりの超ミニ姿に、驚きと非難っぽい?目。
(悔しかったら、あんたも穿いてみろっ)と、心の中で叫びながら、なにやら、優越感に浸るワタクシでした。
福浦橋の袂にある「カフェベイランド」で昼食と暖を取った後、
五大堂、海岸公園を通って、松島海岸駅へ向かいます。
この橋は、透かし橋になっています。
五大堂
五大堂への赤い橋二つと、福浦橋の三橋が、いっしょに見えるポイントです。
松島観光船の船着場。人の多いところへ吸い寄せられる私。
恥ずかしながら、ハンドバッグに口紅を入れるのを忘れて、
食事するたびに、赤いルージュが薄くなり、私の顔の唯一の女性らしさが消えていきます。
でもでも、松島海岸一帯には、口紅を売っているお店は皆無。
駅前の喫茶店の女の子に聞いても、町外れのコンビニまで行かないとだめらしい。
これって、観光地としては、あまりよろしくないのではないかと思いました。
さてこの喫茶店、コーヒーはおいしいとの触れ込みなのですが、
カップが、なんと、陶器じゃなく保温紙コップ!
なんとまあ、雰囲気のないことだこと!
でもでも、ここの2階には、安作りのお店(失礼)には似つかわしくない、ふわふわシートがひとつありました。
こういうのをみると、昔取った杵柄で、「美脚写真」への憧れがむらむらと(笑)
香カメラマンのおかげで、自己満足的には、いい写真が取れました♪
最後は、もう一度瑞巌寺方面に戻り、参道を女二人で歩きました。
ここからは、おまけ編です。
一枚目は、瑞巌寺参道の入り口のお店にいらっしゃた、芭蕉翁とのツーショット。
「ああ、松島や松島や」です。
おしまい。
今回もオマケです。
短いスカートをはいても、けっして「見えたり」しないよう、
日ごろから練習が必要。
今回も、その実験結果を。