2008年 1月  オンナ二人・冬の松島散策
by 美音

1月のとある土曜日、香さんと松島散策をしてきました。

先週は、すごく寒い日が続いたり、
宮城県でも大雪になったりしたところもあって、
お天気が心配だったけれど、
前日の予報では、雲のマークも取れて快晴

…のはずでした(汗) 
 

でも、二人とも当日は朝のうちにウンを落としてしまったためか(笑)、

やや曇り空の下での再会となりました。
 

私が女の子でお出かけするのは、大きな観光地か、街中です。

それは、人が沢山いるから(笑)。
 

特に松島くらいの観光地となれば、いつ行っても観光客が絶えないので、
「見て見て」症候群の私には、とてもいい治療になるのです。


 
 
そんな私とのデートは、
 
 

たぶん、香さんのような
「いいとこのお嬢さん」には、
ある意味なのだろうけれど、
「今度はミニスカでネ」という約束を、
「やる気十分」と見て取ったワタクシは、
香さんに失礼のないように、
おとなしめのスカートを新調
して行ったのです。
 
 




右が、その、おとなしめのスカート。
後ろから見ると、
ほんと、質素ないでたちの普通の女性。

でも、前から見れば、
下から引き上げるタイプの
ジッパースリットなので、
スリットの深さは自由自在の

すぐれもの


 

 
 

でもでも、待ち合わせをして挨拶してみると、
なんと香さん、例のひらひらスケスケ風の見せ見せアンダー!

 
(うっ、負けてる!
 

そう思ったワタクシは、とっさに作戦を変更し、
お出かけ用の中では一番短いスカートに穿きなおして、
ご一緒することにしたのです(笑)。

これぞ「備えよ常に」です。
 

松島は、女の子では4回目の散策になります。
 

いずれもお友達と一緒だったけど
あまりゆっくり出来ない状況だったこともあって、
海岸公園や五大堂中心でした。
 

今回は、二人とも松島には何度も来ている地元っこのようなものなので、

普通の観光客なら歩かないような 「通」の散策コースをトライしてみました。
 
 

まずは、船の守り神社である、日吉神社。

この参道の階段も急です。

急な階段では、いつも実験しなくちゃ。


↑ 上り始め。まだ雪が残っています。
後ろをついてくるのはカメラマンだけ。

↓ 中断まで来ると、危険領域。でも、背筋を伸ばしていれば、まず大丈夫なのです。


 
 

ここでは、「神前奉納オンナ相撲の奉納」の図。

どっちが勝ったか? 

それは秘密です。でも、四つに組んだとき、
おたがいの張子の胸のふくらみが、妙に邪魔になることとか、
男ならあるはずのベルトがないので、
相撲を取るにはなんとも、女装姿は似合わないことがわかりました。
 

誰とは言わないけれど、

「おなじ四つでも、ベッドの上じゃないと力が入らない…」

などと、おっしゃっていました
(あはは)
 
 

日吉神社から松島海岸側に降りていくと、
天麟院があります。

本堂裏手の小高い丘に五郎八姫の仮霊屋があります。
五郎八姫は、伊達の政宗と愛姫の長女。

家康の子の松平忠輝に嫁ぎますが、忠輝は大阪の陣に遅参して家康のいかりを買い、伊勢朝熊に配流となってしまいます。

五郎八姫は、忠輝と離縁し、仙台にもどり、瑞巌寺洞水和尚の手引きで髪を落とし、天麟院と名乗ったのです。
 

さて、天麟院を出て、瑞巌寺へ向かいます。

 
 
 
 
 

瑞巌寺のすぐ手前にある洗心庵で、

心を清めます。

わたしは、「もちもち」、香さんは、おしるこで。

心とともに、食を満たし、今日の作戦会議

洗心庵は、すごく高級な料理を出すお店だけど、
参道に面した入り口は、甘物処になっていて、

女の子にはうれしい雰囲気のあるお店です。


 

エネルギー補給の後は、
 

これまた普通の観光客は見逃しちゃう葉山神社へ。
 
 
 
 
 

葉山神社と瑞巌寺の間の道は、
 

まるで京都嵯峨野のような雰囲気があります。
 
 


 

そのあとは、地元っこゆえに、最近は足を伸ばさずにいた福浦島へ渡ることにしました。

赤い欄干の福浦橋。
長く伸びる朱色の福浦橋(252m)は、二人のミニスカ乙女には試練の道(笑)。

案の定、香さんのひらミニが風で舞い上がるのを、わたしは、数度目撃させていただきました。
写真も1枚、ばっちり撮影できました。
「ネットでは公開しないで!」と涙を流して懇願する香さん。
相談の結果うん万円でネガを譲りました(…後半はうそです・笑)
 


 

こっそりお見せする、バッチリ画像

 

さて、期待した日差しもなく、風の冷たさをやせ我慢してたわたしも、
まともな精神を保っている香さんの「寒いから戻ろうよ」に同意。
島内の散策は半分で切り上げ、また、橋をテクテク戻りました。

すれ違う観光客たちの目は、ふたりの超ミニ姿に、驚きと非難っぽい?目。

(悔しかったら、あんたも穿いてみろっ)と、心の中で叫びながら、なにやら、優越感に浸るワタクシでした。
 
 


福浦橋の袂にある「カフェベイランド」で昼食と暖を取った後、

五大堂、海岸公園を通って、松島海岸駅へ向かいます。

この橋は、透かし橋になっています。

五大堂

五大堂への赤い橋二つと、福浦橋の三橋が、いっしょに見えるポイントです。

松島観光船の船着場。人の多いところへ吸い寄せられる私

 
 
 
 

恥ずかしながら、ハンドバッグに口紅を入れるのを忘れて、
食事するたびに、赤いルージュが薄くなり、私の顔の唯一の女性らしさが消えていきます。
でもでも、松島海岸一帯には、口紅を売っているお店は皆無

駅前の喫茶店の女の子に聞いても、町外れのコンビニまで行かないとだめらしい。
これって、観光地としては、あまりよろしくないのではないかと思いました。
 

さてこの喫茶店、コーヒーはおいしいとの触れ込みなのですが、
カップが、なんと、陶器じゃなく保温紙コップ! 

なんとまあ、雰囲気のないことだこと!
 
でもでも、ここの2階には、安作りのお店(失礼)には似つかわしくない、ふわふわシートがひとつありました。

こういうのをみると、昔取った杵柄で、「美脚写真」への憧れがむらむらと(笑)

香カメラマンのおかげで、自己満足的には、いい写真が取れました♪
 

最後は、もう一度瑞巌寺方面に戻り、参道を女二人で歩きました。
 
 

ここからは、おまけ編です。
一枚目は、瑞巌寺参道の入り口のお店にいらっしゃた、芭蕉翁とのツーショット。

「ああ、松島や松島や」です。
 
 
 
 

おしまい。

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今回もオマケです。
短いスカートをはいても、けっして「見えたり」しないよう、
日ごろから練習が必要。

今回も、その実験結果を。