2008年 6月 岩手・宮城内陸地震について


あやめ園へ行くのに、ワタシは、
こないだの地震(2008/6/14土)で屋根やガラス窓が壊れた「あやめ館」の駐車場に車を置き、
そこから「面白い」橋を渡り、
山王囲遺跡という縄文遺跡公園のなかを歩いていったのです。(一枚目の地図)

「面白い」橋というのは、2枚目に示すように、
巨大丸太橋に見立てたトンネル橋なのです。


 

あやめ園を見終わった私は、
ゆっくりと、遺跡公園の中を散歩しながらもどってきたのですが、
トンネルを通ろうとしたら、
なんとトンネルの向こう側の出口付近に、
人が寝ているのです。(3枚目)

ここを切り抜けないと、駐車場に戻れない!

ちょうど暑い日だったのと、お昼の時間帯なので、
遺跡公園の整備のおじさんたちが寝ているのだろうとは察しましたが、
でも、ちょっと、恐くて通れない。
幅2mくらいのトンネルの両脇に寝ているのだから、
その真ん中を通れば、
スカートの中が見られちゃう。
静かに行けばと思ったけれど、コンクリートのトンネルゆえ、ヒールの音がカッカッと響く。
もし工事のおじさんではなく、悪い人たちだったら…
ワタシのようなオバサンでも、
どこかの国に売り飛ばされちゃうかもしれない…

かなり焦りましたが、
考えてみれば、なかなか望んでも得られないすばらしい機会だとも思い(笑)、

中央突破を敢行。

たぶん、薄目開けて見てたろうナァ。

実はもっと恐いことがありました。
あやめ館で車に乗って、もう少し山間にある湿地公園「世界谷地」を目指したのです。

でも、なんとなく、気が失せてしまって、途中のダム公園でを少し散歩しただけで、長居はしませんでした。


そして3日後。まさにそのダムの先で、大陥没地滑りが発生。
何度も書いてるけれど、時間が経つほど、恐さが倍増しています。
 

そして、当日の土曜日。
あの、岩手県側の、橋がザクツ変形して陥落した道を通って、久しぶりの登山を計画していたというのも、
恐さを通り越して、唖然とします。

実は、前日の金曜日に急に出張になって、横浜徘徊をしたわけですが、
それで疲れて(笑)、山行きを断念したのです。


 
 
6/10(代休)
  • 一迫あやめ園
  • 世界谷地
6/11(代休)
  • 平泉・毛越寺
  • 厳美渓
6/12(仕事)
6/13(東京出張)
  • みなとみらい
6/14 地震
  • (栗駒登山計画)

 

岩手と宮城の一番被害の大きかった場所の近くをうろうろしてた私でした。
トンネルのおじさんへのサービスショットくらいで、ビビっていた自分が、あまいなぁ、と思いました。

行きはよいよい帰りは怖い…怖いながらも、とおりゃんせ、とおりゃんせ …