※ 今回は、御託ウンチク解説当を省いておおくりいたします。
「いつもの、観光地の解説やウンチク話を 読みたーい!」と言う方は、どうぞ こちらへ
毛越寺を散策するのは初めてでした。
歴史探訪目的のオトコモードで行っていた平泉とは、少し違う何かを感じたい。
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町営の駐車場はとても広いです。
平日だし、ガゾリン高騰で自家用車は30台くらいと少ないけれど、 観光バスが3台来てました。これだけ人がいれば寂しくはありません。(というか、嬉しい♪) |
駐車場から、階段を上って、県道に出ます。
ここから毛越寺までは、広い歩道を100mくらい歩きます。
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わたしの今日のファッション、白黒モードで、横浜徘徊と同じみたいに見えるけれど、ジャケットが違うもの。
実は、ジャケットを忘れちゃって、途中のお店で仕入れたもの。 あまり見栄えのしないスカートとのツーピースで、新品で2000円に値下げしてたものをゲット。 白いテーラード風のジャケットがもう一枚ほしかったので、アンラッキーがラッキーに変わりました。 |
毛越寺の入り口です。
実はこの門、もとは、一関城の大手門を移築したものとのことです。
拝観料は、500円。(ちなみに、駐車場代は300円なので、合計800円。それだけ投資する価値はあってほしい)
ここまでの印象としては、観光地にありがちなけばけばしい看板が少なくて、
厳かな空間へ入っていくには、いい雰囲気でした。
寺社仏閣へお参りするのは、お願い事をするとき、なんて言われてるけれど、本当は、感謝の気持ちを伝えに行くのが大事だそうです。
邪念を払い、身を清めて…
中に入るとすぐ右手へ行くと池があります。毛越寺庭園の中心となる大泉が池。
2隻の龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の船がいかりを下ろしています。
おもったよりも、かなり広い池です。
広い参道の奥には、朱色の立派な本堂が見えて来ますが、
そこへ行く前に、お目当てのひとつ、芭蕉さん「直筆」と言われる句碑を探します。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」は、平泉を訪れたときに詠んだ句なのだそうです。正しくは、義経自刃の地「高館」にて読んだそうです。
高館の件は、後述します。
でも、私の前を行く団体さん方が、この句碑のところから、なかなか、動いてくれません。後続のお客さんもいることだし、記念のツーショットはささっと撮り、直筆の句碑をしっかり撮影。
やっと、いなくなったと思ったら、こんどは、カップルがささっと駆け寄って行きます。
「夏草や…」の句は有名ですし、直筆…とくれば、関心が高いのはうなづけます。
本堂へ向かいます。でもここでも、団体さんたちがまだ、拝んでいます。
この団体さんは、ずいぶん年配の方々。動きがゆっくりなだけでなく、しっかりといろいろ拝むことも多いのでしょう。
香炉で、身を清めたはずの私なのに、「いい写真撮れるといいな」などと、俗欲復活してしまう私でした。
団体さんたちが先に進むまで本堂前で待ち、やっと私の番が来て、お賽銭を上げて、神妙にお祈り。
両の手を合わせるときって、オトコモードのときは、背筋を伸ばして、きちんと礼をすること以外、それほど体裁を気にはしないけれど、おばさんモードだと、一挙手一投足すべてに配慮している自分を感じます。さすがに、拝んでいるところの演技画像はなし。後ろから来た女性二人連れの姿を参考に、パチリ。